
物流現場作業者育成研修
研修の特徴
〜基礎スキルを身につけ、プロ意識を持った人材を育成する〜
物流業の必須スキルを即実践で使えるように研修
物流業において常に必要なカイゼンを、トヨタ生産方式に習い、ジャストインタイムを実現するための基礎を学ぶ研修です。この研修を受けることで、現場作業員として求められる現場での気づきの発信が期待できます。
物流作業現場の基礎を知る研修
物流現場で働く人として必要な作業などを全体感をもって知ることで、自らが仕事のどの部分に役立っているかを認識することができるようになります。
そのことにより、自分自身の作業だけでなく、作業と作業のつながりを知ることができ、現場の即戦力として活躍できる人材に育ちます。
研修プログラム
1日目 5.5時間
1.トヨタ生産方式とトヨタ物流方式
2.物流における管理技術
3.TLS(トヨタ物流方式)
①固定費の変動費化(省力化と省人化)
②リードタイム(L/T)短縮と
ジャストインタイム(JIT)
③JIT(量の平均化と種類の平均化)
④後工程引取り
⑤整流化
⑥物流の3要素
⑦4S・安全について
4.各業種・物流現場におけるケーススタディ
5.HE対策とは
ミスを起こさない仕組み作りと
ミスが起こっても影響を与えない仕組み作り
6.なぜエラーがいけないのか
①ヒューマン・ファクターズの基本原理
②対策の有効性
③エラーチェーン
④SHELモデル
7.エラーに対する考え方
①HEの重層階層
②エラーの原因
人間の特性:脳の情報処理メカニズム
③バイオレーション(規則違反)
8.エラー防止法
①エラー・トレランスとエラー・レジデンス
②フィードバックの仕組みの構築
③安全・品質向上の創世
1.基礎的数値把握
①物流現場における基礎的数値把握の重要性
②安全・品質・生産性の数値(KPI)管理
③安全の数値
④品質の数値
⑤生産性の数値
・各作業(工程)別生産性の把握
⑥各作業工程別損益
⑦現場の維持管理のためには
2.動作分析
①動作分析とは
②作業動作把握手法(サーブリック手法、MOST法、VTR分析)
③作業分解表
④正味作業、付帯作業、その他作業
3.レイアウト・動線分析
①レイアウト・動線分析とは
②レイアウト、ロケ把握方法
③レイアウトから見た動線
④物の流し方、HP(ホームポジション)の取り方
⑤動線分析AIの活用
3日目 5.5時間
2日目 5.5時間
1.「なぜ」標準化と管理が必要なのか
2.標準化と管理の手順
①テーマの選定
②現状の把握
③要因の解析
④対策立案
⑤実施
⑥効果の確認
⑦標準化と管理
3.4S(5S:整理、整頓、清掃、清潔、躾)
①整理 ②整頓 ③ 清掃 ④清潔の
具体的実施方法
4.データの見える化
5.標準作業
①標準作業の3要素
タクトタイム、作業順序、標準手持ち
②標準作業組合せ票、標準作業票
6.原単位
7.保管業務
①はじめに(マニュアルの目的と構成)
②倉庫レイアウトの構築
・必要なスペースの算出、取り回し方法を決める、置き場所を決める
③保管の進め方
・保管の必要性と目的、置き方を決める
所番地を決める、維持管理
④保管の配置変更手順
⑤その他(評価表、地震対策)
1.作業フロー
①作業フロー作成の目的
②フローチャートの考え方
③フローチャートの書き方
④作業フローワーク
2.情報分析
①各種帳票から把握できる情報整理
②各システムから取得できる情報整理
③整理した情報の分析手法
④情報分析ワーク
3.センター管理
①センター管理の重要性
②数値によるセンター管理
③KPIの設定方法
④年間・月間・日予算、実績管理
⑤異常管理
4.人材育成
①「なぜ」人材育成が必要か
②リーダーシップとは
③リーダーの役割
④リーダーのチームけん引方法
⑤コミュニケーション方法
⑥チームマネジメント
4日目 5.5時間
開催概要
meetによるオンライン
開催場所
各日10:00〜16:30
(休憩:1時間)
開催時間
1コースあたり30人〜100人
定員
お一人様あたり 10万円(税込)